「人手不足で業務が回らないから、今すぐ新しい人を採用しなければならない」
「外国人材や特定技能、各種SNS、ブログ、広告など、あらゆる採用手法を試しているが成果が出ない」
大分をはじめとする多くの地方都市で、連日のように人手不足や採用難に関するご相談をいただきます。
前回のブログでは「社長ブログによる採用プロモーションの強化」についてお話ししました。
SNSや求人媒体以外にも、発信の手法はごまんと存在します。
しかし、ここで一度立ち止まって、経営者のみなさまに問いかけたいことがあります。
「そもそも、本当にこれ以上『人』を入れる必要がありますか?」
採用代行(RPO)を提供する側の私がこんなことを言うと
「えっ、自分の仕事を否定するのか?」と驚かれるかもしれません。
ですが、地方の採用市場がますます厳しさを増す中で
ただ闇雲に頭数を増やすだけの採用活動は、企業の財務体質を圧迫し、経営を悪化させるリスクを孕んでいます。
今回は、固定観念を捨てて視野を広げ、「人員を無理に増やさずに粗利を伸ばす構造改革」と
「市場のリアルに合わせた新しいリソース活用法」について詳しく解説します。
採用活動を進める前に、企業経営の原点に立ち返ってみましょう。
企業の持続可能性を決定づける本質は「雇用人数」ではありません。
「どれだけの粗利益を生み出し、生産性を高められているか」です。
極端な例を出して比較してみましょう。
どちらの会社も、最終的に創出している粗利益の額(1,000万円)は同じです。
しかし、人件費、オフィス環境の維持費、社会保険料、教育の手間、人間関係のマネジメントコストを考慮したとき、どちらの会社がより強固な経営体質であり、社員1人あたりの給与(分配金)を高く支払えるかは一目瞭然です。
もちろん、雇用を増やして地域社会に貢献するという経営理念を否定するわけではありません。
考え方は自由です。
しかし、採用難が叫ばれる現代において
「人員を補充しなければ事業が立ち行かない」と思い込み
人件費と採用費用を垂れ流してしまうのは極めて危険な戦術です。
既存のリソースや内部プロセスを徹底的に見直し、「人員を増やさずに業務を回し、粗利を最大化する仕組み」を整えることが先決です。
例えば、一般的なバックオフィス業務や事務スタッフのポジションについて考えてみます。
見積書の作成、データ入力、定型メールの返信、文章の推敲、簡易なリサーチ作業。
こうした業務に対して、「人が足りないから事務職を1人採用しよう」と考えると、年間で数百万円の人件費と、数十万円の採用費用が発生します。
しかし現代では
ChatGPTやClaudeといった高度な生成AIアシスタントを正しく業務プロセスに組み込めば、事務作業の大部分を既存スタッフのまま最小の時間で処理することが可能です。
既存業務の「当たり前」を疑い、テクノロジーに任せられる部分を自動化する。
これだけで、会社の損益分岐点は下がり、無理な採用活動から解放されます。
もし業務の見直しを行った上で、どうしても「現場で物理的に動く人間が必要だ」となった場合、次に疑うべきは「年齢のこだわり」です。
求人のご相談を受ける際、99%以上の企業様が口を揃えて「20代〜30代の若い人材が欲しい」とおっしゃいます。
ですが、若年層の人口が劇的に減っている地方都市において、競合他社と若い人材を奪い合うのは極めて過酷な戦いです。
「本当に、そのポジションは若い人でなければ務まりませんか?」
市場を見渡せば、働く意欲に溢れたシニア人材・シルバー人材層が数多く存在しています。
「若い即戦力」という幻影を追いかけるのをやめ
市場にたくさん存在するシニア層や短時間労働を希望する層へターゲットをシフトする。
これこそが、資本力のない地方企業が人員確保の悩みを一瞬で解決するための実効性の高い戦略です。
合同会社4bridgeが提供するRPO(採用代行・支援)は、単に「求人票を大量に出して人を集める」だけの表面的な代行業務ではありません。
クライアント企業の経営の意思決定に寄り添い、「そもそもこの採用は本当に必要なのか?」
「既存の業務フローや役割分担を変更することで解決できないか?」という根本的な問い直しからスタートします。
無駄な人件費を抑え、筋肉質な組織を作り上げた上で、本当に必要なポジションにだけピンポイントで採用投資を行う。このメリハリこそが、これからの厳しい時代を勝ち抜く中小企業の経営姿勢です。
「みんなが採用活動をしているから、うちも人を募集しなければならない」という同調圧力に振り回される必要はありません。
視野を広げれば、採用と経営の選択肢は無限に広がっています。
自社の現状を客観的に見つめ直し、本当に必要な採用だけを鋭く実行していく。その自責の決断こそが、貴社の生産性と粗利益を飛躍的に高める最高の第一歩となります。
合同会社4bridgeでは、単に求人枠を売るような従来の採用支援は行いません。「そもそも採用すべきかどうかの整理」から「生成AI等を活用した業務効率化」「自社に最適化した選考フローの構築」まで、貴社の経営の隣で伴走支援しています。
こうしたお悩みをお持ちの経営者・人事責任者様向けに、「現状の組織課題と適切な採用・生産性戦略を1時間で明確にする無料採用診断」を実施しています。
無理な採用の押し売りは一切いたしません。貴社の経営をより筋肉質で強いものにするための第一歩として、まずはお気軽にご相談ください。
Q1. RPO(採用代行)の会社なのに、「人を増やさなくてもいい」という相談に乗ってくれるのですか?
A. はい、喜んでお受けいたします。私たちの目的は「無駄な採用でクライアント企業の経営を圧迫させること」ではなく、「貴社が本物の仲間とともに持続的に成長すること」だからです。業務整理の結果、採用が不要だと分かればそのようにアドバイスいたします。
Q2. 事務作業に生成AI(ChatGPTやClaude等)を導入したいのですが、社内に詳しい人間がいなくても可能ですか?
A. 十分可能です。複雑なプログラミングではなく、日常業務のテキスト作成やデータ整理のテンプレートを作成・活用することから始められます。具体的な活用方法についても診断の中でご相談いただけます。
Q3. 無料採用診断では具体的に何をしてくれますか?
A. 現在の業務内容、社員構成、採用活動の費用をお伺いし、「本当に新規採用が必要なポジションはどこか」「テクノロジーの活用やターゲットの変更で削減できるコストはないか」を1時間でクリアに整理いたします。
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